ニューエイジミュージックとは 第4回 アーティスト特集:久石譲

 今までの回で、ニューエイジミュージックの概要について述べてきましたが、これから、数回に渡ってはニューエイジのアーティストのおすすめ作品などについて各回ごとに特集していこうと思います。

 今回の特集するアーティストは久石譲さんです。

 久石譲さんと言えばニューエイジのアーティストと言うよりも、映画音楽の作曲家、とりわけ宮崎駿監督作品の音楽で知られていますが、多くの曲でニューエイジ的なサウンドを有する作風を見せておられます。個人的には、80年代~90年代中ごろの作品が好きなのですが、現代音楽の一派・ミニマルミュージックをベースにしたサウンドと、久石さんならではのメロディズムを感じさせる作品が、オーケストラなどのアコースティックサウンドとシンセサイザーのサウンドを融合させた作風で作曲されていました。(00年代以降はシンセをあまり使用されなくなりました)

 主な例を挙げると、『ナウシカ』から『もののけ姫』に至る宮崎駿監督作品の6作品や『ふたり』『水の旅人』などの大林宣彦監督作品、『あの夏、いちばん静かな海』『キッズ・リターン』などの北野武監督作品などのサントラや、オリジナル作品にその作風が見受けられます。

 様々な映画やTV番組で親しまれている久石さんの楽曲ですが、最もニューエイジ色の強い作品は、NHKスペシャル『驚異の小宇宙・人体』シリーズの音楽だと思います。

 この番組は、『驚異の小宇宙 人体』(1989年)、『驚異の小宇宙 人体II 脳と心』(1993年)、
『驚異の小宇宙 人体III 遺伝子』(1999年)、と3部作として放映されたものですが、久石さんの作品の中で、最もミニマル的なシンセサウンドと宇宙的な神秘性を感じさせるメロディーが融合された傑作であり、ニューエイジミュージックの特色を語る上で代表的な作品であると思います。
 個人的に好きなのはⅠとⅢ・Gene(遺伝子)の音楽です。ぜひ、聴いてみてください!!









追記:ちなみに、僕と久石譲さんは誕生日が同じ12月6日です。 

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プロフィール

アシタツ Ashitatsu

Author:アシタツ Ashitatsu
音楽家:作曲家、ヒーリング・ホイッスル奏者、キーボード奏者

【演奏楽器】
ティン・ホイッスル
ロー・ホイッスル
キーボード・シンセサイザー

1977年生まれ。
大阪府出身・在住。
大阪芸術大学音楽学科卒業。
大学卒業後、癒し系音楽(ヒーリング/ニューエイジ・ミュージック)の作曲活動を行う。
2012~2015年には、ボーカロイドを使った楽曲も制作。

現在、ヒーリング・ホイッスル(ケルト笛のティン・ホイッスル&ロー・ホイッスルによる癒し系音楽)の楽曲制作・演奏などを中心に活動中。

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