喜多郎さん・福知山コンサート~天橋立への旅

 2017年8月5日(土)に、京都府福知山市で行われた、世界的シンセサイザー奏者・喜多郎さんのコンサートに行って来ました。

 宗次郎さんと同じく、音楽を志した頃より、計り知れないほどに多くの影響を受けてきました、偉大な音楽家の喜多郎さん。(詳しくはこちら→「宗次郎さんの音楽との出会い~そして、素晴らしき音楽の世界へ」<第4話>

 このコンサートは、福知山市の市制施行80周年を記念した『未来の力祭典』というイベントに関連して開催された、記念コンサートでした。(https://dokkoise.com/topics/events/000397.html

 喜多郎さんのコンサートに行くのは、今回で通算4回目です。
 前回は3年前の、オーケストラとのジョイントライブ、シンフォニック・ワールド・ツアーの名古屋公演でした。

 実は今回のコンサートは、福知山市の記念式典ということで、基本的には、招待された福知山市民の方対象のコンサートだったのですが、福知山市民以外の方・抽選で100名限定でご招待とのことで、申し込んでいたところ見事当選しまして、行くことにしました。また、福知山を含め京都府の北部には今まで行ったことがなかったので、この機会にぜひ、天橋立も見に行こうと、旅を計画しました。(ちなみに今回のコンサートで、最も遠方から来ておられたのは、香川県の方だそうです)

 当日、福知山市には14時ごろに到着しましたので、昼食をとり、15時にホテルにチェックインを済ませて荷物を置いてから、会場の福知山市厚生会館に向かいました。(コンサートの開場は15時、開演は16時でしたので、あまり余裕はなかったです)

 会場に到着し、当選はがきを提示して入場しました。

 会場のロビーでは、喜多郎さんの最新作『空海の旅5』を含めて、CDやDVDを販売しており、購入者には終演後サイン会を実施しますとのことでした。
(宗次郎さんは毎回サイン会をされていますが、喜多郎さんのサイン会はとても珍しく、通算4度目の今回のコンサートで初めて体験することでした。これは逃す手はないと、『空海の旅5』などCD3枚購入し、サイン会に備えました。この手際のよさは宗次郎さんのコンサートのおかげかも?)

 開演時間となり、まずは福知山市市民憲章唱和から始まりました。(僕自身は福知山市民ではありませんが、開催主旨を尊重して、僕もちゃんとパンフレットを見ながら唱和しました)
 市民憲章推進協議会の会長さんと福知山市の市長さんの挨拶に続き、本日喜多郎さんとも共演する、地元、福知山淑徳高校の和太鼓部“淑徳和太鼓”の皆さんによる、和太鼓演奏が披露されました。
 この“淑徳和太鼓”の演奏、ものすごく上手かったです。見事でした。喜多郎さんもコンサート中のMCで、褒め称えておられましたが、素晴らしい演奏でした。

 その後、16時45分より、喜多郎さんのコンサートがスタートしました。

 喜多郎さんの演奏会は、今まで聴いたのは、バンドやオーケストラだったり、基本的に多人数による生演奏中心スタイルでしたが、今日の福知山公演は、音源に合わせて演奏するスタイルでした。
 ですので、基本的に喜多郎さん単独、もしくは奥さんの高橋恵子さんとのツインキーボード、そして一部の曲では、岐阜県美濃加茂市の“牧野太鼓”のお二人が参加、という少人数編成でした。
 たぶんシーケンサーもしくはdiscにより、音源を流して、主要パート (メロディーパートなど)をシンセで喜多郎さんが生演奏するスタイルでしたが、シンセサイザー・コンサートでのこの手法は、姫神の星吉昭さんも使っておられた手法ですね。
 
 まずは、おなじみ「シルクロード」と「キャラバン・サライ」の2曲を、喜多郎さんと高橋恵子さんのシンセで披露されました。
 ステージバックのスクリーンには、シルクロードの美しい写真が映し出されました。 
 続いて、牧野太鼓のお二人が参加し、喜多郎さんも含めての和太鼓演奏でした。

 そして、本日のメインの『古事記と宇宙』のプログラムへ。
 演奏の前に、この『古事記と宇宙』の映像を企画・監修された京都大学花山天文台の柴田一成教授による説明と解説がありました。
 この柴田教授のお話は、喜多郎さんと出会ったきっかけやアルバム『古事記』に非常に感銘を受けたこと、そして『古事記』の曲を聴いているうちに宇宙の様々な映像が目に浮かび、コラボレーションを思いついたことなどを、とても面白く分かりやすく話しておられて、興味深かったです。

 柴田教授の説明の後、コラボ映像『古事記と宇宙』をスクリーンに映しながら、喜多郎さんがソロで、シンセで生演奏を披露するという、ステージが繰り広げられました。

「太始 Hajimari」(宇宙・銀河の創生のCG映像)
「創造 Sozo」(太陽系の惑星の映像)
「恋慕 Koi」(天の川・星団・星雲などの映像)
「大蛇 Orochi」(太陽のフレアやコロナ・プロミネンス爆発の映像)

 と立て続けに披露されました。
 スクリーンに宇宙の映像を映しながらの演奏で、とにかく圧巻でした。見事に『古事記』の音楽と、最新の宇宙映像が見事にマッチしていると感じました。この『古事記と宇宙』のDVDは、先ほどのロビーでも販売していたので、終演後に絶対入手しようと心に決めました。(本当に凄い映像ですので、宇宙や天文が好きだったり、興味のある方は、必見の価値があると思います)

 アルバム『古事記』の曲順で言うと、次に来るのは「嘆 Nageki」ですが、この日のコンサートではカットして、代わりに特別プログラムとして、淑徳和太鼓との共演ステージが披露されました。曲は最新作『空海の旅5』より「雲海」でした。
 淑徳和太鼓の皆さんと高橋恵子さんがステージに登場し、喜多郎さんと見事に息の合った、大迫力の演奏が繰り広げられました。(喜多郎さんはこの福知山でのコンサートが決まってから、計4回福知山を訪れて、淑徳和太鼓の皆さんとも合同で練習をしたそうです。その成果が発揮されて、素晴らしい演奏でした)

 再び、ステージ上は喜多郎さんのソロとなり、残りの2曲が演奏されました。

「饗宴 Matsuri」(日食の様々な映像)
「黎明 Reimei」(人類が今までに歩んできた宇宙との関わりの映像)
※「饗宴」では、再び牧野太鼓のお二人が登場し、和太鼓を担当されました。

 この日の、喜多郎さん生演奏のバックの『古事記』の音源は、アルバム版ではなく、3年前のシンフォニック・コンサートのアレンジ・音源を加工して使っていたような気がします。(CDで言うと『シンフォニー・ライブ・イン・イスタンブール』。「黎明」のイントロの音色が、シンセコーラスではなくフルートの音だったので、間違いないと思いました)

 『古事記と宇宙』の演奏が終了し、割れんばかりの拍手が会場に響き渡りました。
 
 今回のコンサートは、アンコール曲は用意されていませんでしたが、最後に今日の出演者がステージ上に総出演し、会場のお客さんも一緒になってリズムを奏でる“千人太鼓”が盛大に演奏され、大盛況のうちに幕となりました。

 終演後、真っ先にロビーの販売コーナーへ行き、『古事記と宇宙』のDVDを追加で購入しました。
 サイン会が始まり、計4枚のCD・DVDを持って列に並びサインしていただきました。

 実はその後、福知山を離れるまでに、このサイン会を含め3度も、喜多郎さんに直にお目にかかることができました。
 以下、その模様をツイッターより抜粋して、掲載します。


<ツイッターより抜粋>
・喜多郎さんの福知山公演。CDにサインを頂きました!コンサートは素晴らしかった!
地元高校の和太鼓部の皆さんとの共演もあり、中々盛りだくさんな内容のコンサートでした。
初めて直にお会いした喜多郎さん、すごく優しくて気さくな方でした!
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・実はさっき、近くのスーパーで買い物してから、ホテルに戻って来ましたけど、ホテルのロビーでエレベーターに乗ろうとしたら、到着したエレベーターの中から、何と!喜多郎さんが降りてこられました!!
ばったり鉢合わせして「先程はCDにサイン、ありがとうございました!」と挨拶しました。
 
・ほんとびっくりしました。まさか同じホテルに泊まっておられたとは!(ちなみに、別に高級ホテルとかじゃなくて、ごく普通のビジネスホテルです)
「今日はどうもお疲れさまでした!」と話しかけたら、「どうもどうも」と凄く丁寧にお辞儀して下さいました。
喜多郎さん、本当に素晴らしいお人柄です!

・ホテルの一階が居酒屋で、今喜多郎さん達が打ち上げをされています。
あのグラミー受賞世界的アーティストの喜多郎さんと、同じ建物同じホテルに、今滞在してます…これって、めちゃくちゃ凄くないですか!?

(2日目は福知山城観光からスタート)
・明智光秀が築いた城、福知山城にやって来ました。
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・福知山城天守閣からの眺め。
天守閣の内部は史料館になっていて、明智光秀関連の史料が多数、展示してありました。
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・福知山城の天守閣にいたら、喜多郎さんは現れませんでしたが、昨日のコンサートで、喜多郎さんのバンドメンバーで和太鼓を担当されておられた方とお会いできまして、昨日のコンサート、素晴らしかったですとお伝えできました。
ちなみに、喜多郎さんもご一緒ですか?と伺ったら、喜多郎さんは9時台の電車で帰られたとのことでした。

・喜多郎さん、車で来ておられるのかなと思っていたら、普通に電車で来ておられたのですね。
この前の斑鳩での宗次郎さんといい、有名人なのに、飾らずに、普通に電車に乗ってるのって、いいですね。
カッコいいと思う。

・福知山城観光を終えて、福知山駅に戻ったところ、駅の改札前で、また喜多郎さんとばったり鉢合わせしました!(遭遇率高くない?)どうやら帰りの電車を一本遅らされたようです。
昨日のサインCDを手に「喜多郎さん!」と呼びかけました。

・10月の天文台コンサートに行きますので、楽しみにしてますとお伝えできました。
昨夜、ホテルのロビーでお会いしたことを覚えておられて、「お待ちしてます!」と、笑顔で握手して下さいました。

・喜多郎さんは、京都行きの電車に乗って、帰られました。
僕は反対方向の、天橋立に向かいます。福知山駅で、喜多郎さんを見送ることができて、本当に良かったです。


 こういった具合に、ありがたいことに、喜多郎さんと言葉を交わし、握手までしていただけるという幸運に恵まれました。
 本当にラッキーでした。

 そのまま、初の京都府北部・天橋立に向けて、旅をつづけました。
 天橋立は、さすがに日本三景と言われるだけあって、風光明媚な地でした。

 滞在時間は限られてはいましたが、南側からと北側から、連絡船を利用して両岸より眺めることができました。

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※南側の天橋立ビューランドよりの眺め

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※連絡船に乗って対岸へ。カモメが周りを飛び交っていました。

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※北側の傘松公園よりの眺め。こちら側から見た方が、より直線的で真っ直ぐな印象でした。

 今回の旅は、憧れの喜多郎さんに3度もお会いできたし、初めての京都府の日本海側も見れたし、いい旅ができました。
 

 この度のコンサートで、喜多郎さんにお会いすることができ、今年は喜多郎さんと宗次郎さんのお二人ともに、直接お会いすることが叶ったわけですが、直にお会いして握手を交わして思ったことは、お二人は大分、人物像というか性格が違うなと感じました。
 よく巷ではごっちゃにされてしまう(汗)お二人ですが、全く違う雰囲気を持っておられると思いました。

 宗次郎さんは、その音楽そのもので、純朴で穏和な山の人という感じの方でしたが、喜多郎さんは、たぶんかなり体育会系な方なんじゃないかなと。
 その音楽は一見、癒し系と思われがちですが、実は熱血漢で、熱い情熱を心に秘めておられるなあと。握手した時に、すごく心の力強さを感じるなと思いました。
 それと、喜多郎さんは何となく、割と頑固な職人肌タイプの方なのかもしれないですね。
 もっとも、普段はとても優しくて気さくな方で、笑顔でフレンドリーな人柄なのですが、宗次郎さんと比較して、何となくそんな気が伝わってきました。
 
 でも、直接お会いすることができて、喜多郎さんも宗次郎さんも、本当に素晴らしいお人柄の方達で、その人柄が音楽に現れて、聴く人に力や癒しを与えるんだろうなと思いました。
 やはり、人間性というのは、音楽家としてとても大事なんだとつくづく感じました。

※ニューエイジ音楽に携わっていて、巷では、喜多郎さんと宗次郎さんは非常に混同されて、間違われることが多いと、日頃からつくづくと感じているので、お二人の音楽をよく知る人間として、一度このお二人を徹底比較した記事を、ブログに書こうと思っています。

tag : 喜多郎

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プロフィール

アシタツ Ashitatsu

Author:アシタツ Ashitatsu
音楽家:作曲家、ヒーリング・ホイッスル奏者、キーボード奏者

【演奏楽器】
ティン・ホイッスル
ロー・ホイッスル
キーボード・シンセサイザー

1977年生まれ。
大阪府出身・在住。
大阪芸術大学音楽学科卒業。
大学卒業後、癒し系音楽(ヒーリング/ニューエイジ・ミュージック)の作曲活動を行う。
2012~2015年には、ボーカロイドを使った楽曲も制作。

現在、ヒーリング・ホイッスル(ケルト笛のティン・ホイッスル&ロー・ホイッスルによる癒し系音楽)の楽曲制作・演奏などを中心に活動中。

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