東儀秀樹著『雅楽 僕の好奇心』を読んで


 東儀秀樹著『雅楽 僕の好奇心』(集英社:2000年刊)を読みました。

 実は、大阪芸大の学生の頃、授業の一つで雅楽を習ったのですが、当時は雅楽と言うとマイナーなジャンルで、今でこそ有名な東儀さんもデビューして間もないころで、知る人ぞ知るといった感じでした。その頃に比べると雅楽の認知度はとても高くなったものだと思います。やはり、東儀さんの功績は大きいと思います。

 さて、その東儀さんの著作を読んだわけですが、これは集英社新書の一冊で、東儀さんのこれまで(2000年当時)の略歴と雅楽の解説、そして音楽に対する思い等が書かれてあります。

 雅楽の解説は、僕も知らないことがたくさん載っていてとても勉強になりました。

 そして、音楽に対する思いについては、とても共感できました。
 特にヒーリングミュージックに関する所で、

 「音楽はすべて癒しであり、ヒーリングになりうるわけだから、ヒーリングミュージックといわれることは僕の音楽が本来の音楽のあり方であるという証明のようなもので、うれしいことではある。ただし、ヒーリングミュージック製作者だといわれる筋合いはないという思いはある。僕が好きで作ったものが癒しになったり、ヒーリングになっているというだけであって、僕には、ヒーリングを目的に、とした覚えは一切ないのだから。人の癒しになればいいなとは思う。でも、癒されるはずだなんておこがましいことを考えたことはない。~中略~これからも自分が楽しめる“好きな音楽”を作っていきたいと思っているだけである。では、僕の好きな音楽とはどういうものかといえば、自分が優しい気持ちになれる音楽である。つまり、自分が聴きたいと思える曲である。」 
とありました。

 同感です。僕も同じスタンスで、これからも作曲していきたいと思います。

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プロフィール

アシタツ Ashitatsu

Author:アシタツ Ashitatsu
音楽家:作曲家、ヒーリング・ホイッスル奏者、キーボード奏者

【演奏楽器】
ティン・ホイッスル
ロー・ホイッスル
キーボード・シンセサイザー

1977年生まれ。
大阪府出身・在住。
大阪芸術大学音楽学科卒業。
大学卒業後、癒し系音楽(ヒーリング/ニューエイジ・ミュージック)の作曲活動を行う。
2012~2015年には、ボーカロイドを使った楽曲も制作。

現在、ヒーリング・ホイッスル(ケルト笛のティン・ホイッスル&ロー・ホイッスルによる癒し系音楽)の楽曲制作・演奏などを中心に活動中。

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