高知よさこい祭り・高知旅行記

 台風で一時は開催が危ぶまれた今年の高知よさこい祭り。
 9日から12日までの4日間開催のうち、9日の前夜祭は中止になりましたが、10日からの本祭は無事開催されましたので、11日から12日にかけて一泊二日、初めての高知旅行に行って来ました。(旅行の様子はツイッターで随時つぶやきました)

 高知によさこいを観に行く旅は、密かに計画していたのですが、台風で厳しいかなと一時は思っていました。でも、無事に実現できてよかったです。

 よさこい祭りを生で観てみたいと思ったきっかけは、現在TV放映中のアニメ『ハナヤマタ』の影響が最も大きいのですが、四国には一度しか行ったことがなかったので(ちなみに徳島の鳴門)、もう一度旅をしてみたいと思ったことと、父方の家系が高知の出なので(祖父が高知出身)、自らのルーツを訪ねる旅になるかなと思いました。
 
 こうして、初めての高知探訪が実現しました。

 旅行1日目は、新大阪から新幹線に乗り、岡山に向かいました。
 岡山からは特急南風に乗りかえ、徳島県の阿波池田へ。
 阿波池田から高知間は、途中土砂災害のため不通になっており、JRの代行バスに乗りました。
 
 代行バスは高速道路を走って行ったので、とてもスムーズに進み、阿波池田から約一時間十分ほどで高知駅前に到着しました。(途中、車窓より四国山地の山深い景色を堪能しました)

 高知駅前でバスを降りると、台風一過で南国らしい日差しが照り、駅前ではよさこいのにぎやかなサウンドが響いていました。

 駅前の観光案内所で地図をもらい、早速高知市街に繰り出しました。
 帯屋町という所に着くと、沢山の人だかりとド迫力の地方車、そして、溢れんばかりの笑顔で舞う踊り子達に圧倒されました。

 先述のアニメ『ハナヤマタ』でも、登場キャラクターが生のよさこいを見て感動し、恍惚とするシーンがありましたが、まさにそんな感じでした。
(祭り見物の途中、現地のアニメイトに立ち寄りましたが、ハナヤマタの看板が店内にあり、撮影可能になっていたのは、ファンとして嬉しいかぎりでした。その時の写真はツイッターを参照して下さい)

 実は高知よさこい祭りは、市街地のいたるところで行われており、全ての会場をまわるには、丸一日かかるほどの規模でしたので、ひとまず宿に荷物を預け、ある程度場所を絞って観に行くことにしました。

 やはり観光目的として、高知城は見ておきたいと思いましたので、追手筋本部競演場を抜け高知城へ。
 高知城にも演舞場があり、ここでもよさこい見物を。そして、天守閣を見学した後、坂本龍馬生誕地に程近い升形地域競演場を訪れました。

 この升形地域競演場は、道の両側にアーケードのある商店街で(ちょうど京都の祇園や大阪の日本橋のようなタイプのアーケード)、中心街から少し離れているせいか、人混みも割りと空いており、パイプ椅子があちこちに置いてあったので、とてもゆったりと演舞を見物することができました。

 升形でしばらく見物した後、 高知城演舞場を経て再び中心街へ。
 名物のカツオ料理に舌鼓をうち、名所・はりまや橋へ。(一説には、がっかり名所とも言われているそうですが…)

 はりまや橋競演場で見物した後、大ステージのある中央公園競演場に向かいました。
 さすがに、この中央公園競演場は、最も混んでいましたが、この日最後のチームの踊り・よさこい大賞を受賞したチームの踊りを観ることができました。一糸乱れぬといった見事な演舞は、さすがでした。

(以下、私のツイッターより引用)
[よさこいを生で見た感想]
 高知よさこい祭り、本祭が終了し宿に戻りました。最後のステージで、よさこい大賞を受賞した十人十彩というチームの踊りを見ましたが、本当に凄かったです。一糸乱れぬといった感じでした。やはり生のよさこいはすごい迫力ですね。ハナが感動したのもわかる気がします。
 あと、私は一応、音楽を作る人間なので、高知よさこい祭りを見て感じた、力強さや躍動感といったものを学びとって、今後の曲作りに活かしていきたいと思います。高知に旅に来てよかったです。明日の全国大会、最後までは見れませんが、楽しみたいと思います。

 
 旅行2日目は、午前中は高知観光、午後はよさこい全国大会見物を行うことにしました。(というのも、よさこい祭り全国大会は、12:45開会式・13:30スタートというスケジュールだったので、午前中はゆっくり名所見物に時間をあてることができました)

 宿を出て、まずは昨夜、あまりじっくりとは見れなかったはりまや橋へ。
 よさこい節にも歌われるはりまや橋ですが、朱色の欄干が色鮮やかなこじんまりとした橋がかかっていました。(個人的には、まあこんなもんかなといった感じでした。特にがっかりと言うほどではありませんでしたが…)

 南はりまや橋のバス停から、桂浜行きのバスに乗りました。
 
 バスに揺られること、約30分。雄大な太平洋が広がる桂浜に到着しました。(桂浜につく直前、バス車窓より、土佐犬の子犬の散歩風景を見ることができました)

 桂浜と言えば、やはり坂本龍馬!
 太平洋を見下ろす堂々とした龍馬の銅像を見あげました。(個人的には、現在視聴中のアニメ『幕末Rock』に登場する龍馬とイメージが重なってしまい、思わず頬がゆるんでしまいました。ごめんなさい、龍馬さん…) 

 桂浜は波が非常に高いうえに速く、海水浴には適さないので、監視員の方がいて、観光客が波打ち際に近づきすぎないよう注意していました。
 さらに、ちょうど一昨日に台風が通過したばかりなので、浜辺のあちこちには流木などが散乱していました。

 浜辺を後にして、高知県立坂本龍馬記念館を見学。
 こちらは、入館料は500円でしたが、坂本龍馬に関する貴重な史料が数多く展示されており、とても見応えがありました。龍馬の情熱あふれる生涯を、あらためて知ることができました。
 よさこいの熱さは、龍馬の熱い生き様にも通じるものがあるような気がしました。

 再びバスに乗り高知市中心街に戻ることに。

 よさこい全国大会の会場である高知城に向かうことにしましたが、まだ時間に余裕があったので、バスで高知城前を通過し、上町1丁目で下車。高知市立龍馬の生まれたまち記念館に行きました。 
 こちらは入館料は300円。
 桂浜の龍馬記念館を見て来たばかりなので、より深く展示を楽しめました。

 よさこい全国大会の時間が迫ってきたので、徒歩で高知城へ向かいました。
 
 高知城演舞場では、実は前日に見物した時に気に入ったスポットを見つけたので、そこから見ることにしました。
 そのスポットと言うのが、舞台向かって右後方の出演者入り口横のあたりで、木製のベンチや腰掛けるのにちょうどよい石垣がある上に、人も割と空いていて、ゆっくり座って見ることができる場所でした。
 
 ここからだと、演舞前に待機する踊り子たちの、緊張しつつも高揚している様を間近に見れて、舞台上の踊りは、斜め後方からなので、観客視点というよりは演者視点に近い目線で見ることができました。

 さらに、スピーカーからは程よく離れているので、ちょうどよい音量で音楽を聴くことができます。
(実は、生のよさこい祭りを見に来て、非常に度肝を抜かれたのは音楽の音量の大きさでした。地響きがするほどの大音響のド迫力は、すごい!と思いましたが、地方車のすぐそばやスピーカーの近くで長時間見物していると耳が痛くなってしまいますので、ある程度スピーカーから距離をとるか、耳栓などを使って聞こえる音量を自分で調整するといいかもしれません。もし今後、よさこいを見に行く機会があれば、耳栓持参で見物しようと思います。(;^_^A)

 時間になり開会式がはじまりました。
 
 出演者入り口のそばなので、待機中の人がよく見えます。
 開会式に出る人の中に、用意されたパイプ椅子に腰かけて、出番を待っている老婦人がいました。
「誰かな?あのおばあちゃん…」と思っていると、

アナウンス「それでは、審査委員長のペギー葉山さん、どうぞ!!」

「えええっ!ペギー葉山さんか!?」と思った次第なのでした。

 開会式が終わり、いよいよ全国大会が始まりました。
 次々と、色鮮やかな衣装を身にまとった踊り子たちが、舞台上で演舞を披露します。
 
 帰りの電車の時刻もあるので、夜10時まで開催される全国大会は最後まで観ることはできませんでしたが、約2時間半ほど見事なよさこいの踊りを堪能しました。
 どのチームも趣向を凝らしており見応えがありましたが、個人的に最も印象に残ったチームは、審査員特別賞を受賞した、四万十町よさこい踊り子隊・四万夢多というチームの演舞でした。
 
 なんでも、四万十町は台風で被害を受け、そのため、よさこい祭り本祭初日は出場できず、2日目に出場を果たし、見事、審査員特別賞を受賞されたそうです。
 
 濃い緑を基調にした法被姿が印象的で、それに何と言っても、バックのサクソフォンの生演奏がカッコいい!
 音楽も踊りもすごくかっこよかったです。
(YouTubeに動画がありましたので、ぜひご覧ください)



 


 やがて、時間がなくなってきたので、後ろ髪をひかれる思いで高知城を後にしました。
 高知駅に向かう途中にも、追手筋や中央公園競演場での演舞を見つつ歩いて行きました。
 
 その後は、高知に来た時と同じように、代行バスに乗り込み、土讃線・新幹線を経て大阪へと帰ってまいりました。

 こうして、私の高知よさこいの旅が終わりましたが、よさこい祭りを通して、南国高知の溢れんばかりの情熱を感じ取ることができました。台風なんぞに負けはしないという、高知の人たちの力強さが踊りにこもっていたように思います。
 
 本当にいい旅ができました。 

テーマ : 国内旅行
ジャンル : 旅行

tag : 高知 よさこい

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アシタツ Ashitatsu

Author:アシタツ Ashitatsu
音楽家:作曲家、ヒーリング・ホイッスル奏者、キーボード奏者

【演奏楽器】
ティン・ホイッスル
ロー・ホイッスル
キーボード・シンセサイザー

1977年生まれ。
大阪府出身・在住。
大阪芸術大学音楽学科卒業。
大学卒業後、癒し系音楽(ヒーリング/ニューエイジ・ミュージック)の作曲活動を行う。
2012~2015年には、ボーカロイドを使った楽曲も制作。

現在、ヒーリング・ホイッスル(ケルト笛のティン・ホイッスル&ロー・ホイッスルによる癒し系音楽)の楽曲制作・演奏などを中心に活動中。

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